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JUMPで妄想♡

勝手に妄想しちゃっていいですか?

JUMPで妄想…19話♡高木雄也 復活

☆〜〜ありのままのふたり〜〜☆

 

慧にあっけなく、別れを告げられて

 

私はその場に立ち尽くしたまま動けなかった

 

特に悲しくもなく、淋しくもなかった

 

その状況を素直に受け入れたとも言うべきか

 

それよりもなによりも、涼介と雄也への

 

陳謝の気持ちと情けない自分への苛立ちで

 

頭が割れそうだった

 

これから、どこへいこう…

 

心の声がふと出てしまった

 

「大丈夫か?」

 

雄也は、私を支えるようにして

 

近くにあったベンチに座らせてくれた

 

そして自販機で暖かいミルクティーを買い

 

私の両手の中に入れてくれた

 

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「ほら、」

 

雄也も無言で缶コーヒーを飲み終えると

 

「行くよ!」と私の手をとり、

 

雄也の自分の車の助手席にわたしを座らせた

 

「どこへいくの」

 

「いいから、黙ってついてきて」

 

この車の匂い…

 

海の匂いと雄也の香り…とっても懐かしい

 

だめだ、このままじゃ私…

 

「雄也、何処かで降ろして、私…」

 

「降ろせないよ、いや、降ろさないから…」

 

「え?」

 

「ねぇ、雄也…」

 

「しーっ」

 

雄也はあれから、何も喋らせてくれなかった

 

雄也もずっと黙ったままだった

 

どれくらい走っただろうか。

 

着いた場所は

 

湘南平

 

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「覚えてる?初めてのデートの場所!」

 

覚えてないわけがない。

      雄也ったら、子供みたいに行きたいとこが  

               ある!って言ってさ、、、

   途中で南京錠買って…

 

「あっ、南京錠!」

 

二人の声が揃ってしまった

 

「探してみよかな…」

 

「雄也…ねぇ、雄也、やめよ。 だって私達もう…」

 

「そっか、そうだよなごめん。なんか、時間が戻ったような気がしちゃってさ」

 

「ごめんなさい、雄也」

 

「お前が謝ることないよ、俺が悪かったんだ。

結局、俺が一番ダメなんだよ。


俺さ、あの時、お前のこと手放して本当に後悔してさ
相手が涼介じゃ仕方ないって思ってたけど、あのあと本気で後悔したから…

なんもやる気がおきなくてさ

涼介の事妬んだり、お前のこと恨んだりしたし

何よりも自分が、情けなくて。


だから・・・だから俺、もう引きたくないんだよね」

 

「雄也は何も悪くないのに…そんな思いさせて ほんとにごめんなさい…」

 

「だから、謝るなって。けど俺の気持ちだけ知ってて欲しい」

 

 

 

そう言うと雄也はまた、私を昼間のお店まで送り届けてくれて

 

ちょっと待っててと、店の人にお礼がてらオススメのチーズを買って私にくれた

 

そして、私のクルマの後をずっとついて走ってくれて

 

家に着くまでずっと・・・

 

着く頃には、涙でバックミラーが見えなかった

 

相変わらず優しい雄也・・・そして、なによりもホッとする

 

どうしてこんなにも優しい人をわたしは裏切ってしまったのだろう

 

別れ際 私の涙を両手で拭ってくれて

 

もう、泣くなよって

 

私は抑えきれずに雄也の腰に両手を回して 抱きついてしまった

 

私の頭を優しく撫でる雄也のやわらかな指さき

 

蘇る雄也との甘い生活

 

止まらない涙・・・

 

でも、雄也は私のその腕をやさしくほどき

 

「涼介と話しできる?」

 

「うん」

 

「じゃいくよ」

 

「うん」

 

後ろ姿で手を振って車に乗り込み、エンジンをかけると

 

ブレーキランプ5回点滅させた・・・

 

「ア・イ・シ・テ・ル」

 

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