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JUMPで妄想♡

勝手に妄想しちゃっていいですか?

JUMPで妄想…21話♡高木雄也 

JUMPで妄想 hey!say!JUMP 高木雄也 JUMPで妄想裏 妄想 小説 山田涼介

☆☆〜〜私の居場所〜〜☆☆

 

 朝が来た

 

カーテンを開けると眩しい太陽で目が眩んだ

ベランダのすずめ達が一斉に飛び立つ

 

いつもと同じ日常の朝…

なのに、いつもと確実に何かが違う朝…

 

…そう、もう涼介は居なかった

 

昨日の事が夢のように感じた

 

いや、涼介と一緒に過ごした時間さえ

夢のように思えてきた

 

何故か涙は出なかった…

涼介のような素敵な男と一年半も一緒に過ごせただけで、満足してしまったのかもしれない

 

その時、携帯が鳴った…

 

知らない番号からだった

 

 「もしもし…?」

 

「千香?」

 

「・・・ゆうや?」

 

「おう、おれ」

 

「番号変えたんだ…」

 

「うん、それより、あのさ…

今朝早くに涼介から、連絡があった」

 

「えっ?それで、涼介なにを…」

 

「涼介、なんて言ったと思う?」

 

「なんてって…」

 

「千香のこと頼む、だって

         おまえ、あの事言ったの?」

 

「ううん、言う前に・・・涼介好きな人が出来たって…」

 

「ふっ、それは無いな」

 

「だって…」

 

「全部、お見通しだったんじゃないの?

おまえの気持ちとかも」

 

「え…」

 

「ってことで、俺にも、責任あるからさ。

早く出てこいよ!」

 

「出てこいって、今どこなの?」

 

「家のまえだよ」

 

バルコニーから見下ろすと、雄也が車に持たれてこっちを向いて笑っていた

 

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「雄  也…」

 

私は慌てて身支度をして、下に降りていった

 

それでも、30分は待たせてしまった

 

雄也は私を見つけると、車から降り

助手席のドアを開けてくれた

 

「どうぞ」

 

その紳士な姿にドキッとした

 

エンジンを掛ける雄也の横顔を久々に見たら

 

懐かしさと愛おしさがこみ上げてきた

 

ふいに雄也の頰を手で触れてしまった

 

こっちに振り向かせて雄也の唇にキスをした

 

雄也は発進するばかりだった車のサイドブレーキをまた引いて

私のほうに体の向きを変えて

優しくはにかんで笑った…

 

ふたり見つめあって・・・ゆっくりともう一度キスをした

お互いの気持ちを確認するかのように…

 

 日中の車のなか…

周りには、人がチラホラ

そんな事も気にせずに…

 

懐かしい…ほろ苦いコーヒーの味…

雄也の髪に両手を埋めて

わたしは、今までの時間を取り戻すかのように

雄也の存在を全身で感じた

心の中の緊張感が解けていくのがわかった

いま、目の前にいる雄也のことが

心の底から好き・・・

と確信した

 

雄也が唇を離して、少し照れ臭そうに云った

 

「こんな日が、いつか来るって信じてきた。

いや、来て欲しいってずーっと願ってたよ」

 

「ありがとう、雄也。こんな私のこと」

 

「お前はお前だよ、俺のなかではずっと変わらないから」

 

「ねぇ、雄也・・・どこか行こ♡」

 

雄也の耳たぶを触りながらそう云うと

 

「ふっ、いいよ、そういう千香、大好きだな」

 

照れながら髪をかきあげて、前を向いて

 

アクセルを踏み込み、私達は海辺のコテージに向かった

 

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